NianticLightShipARDKが配布されているので、AR空間上にCube置くまで

概要

この記事は、現在配布されているNianticLightShipARDKをとりあえずUnityProjectに導入し、BasicPlacemetTutorialの内容をビルドを行うまでの記事です。

なお、BasicPlacementTutorialの内容は、lightshipの内容のリンクから飛べるYouTubeを参考にしたものです。

完成するものは、最終的には、認知した平面状に、Cubeをおくためのサンプルです。

2021/12/05時点

導入までの簡易な流れ

  1. https://lightship.dev/ にアクセス

  2. Get Started on ARDKから、ぽちぽちしていく

  3. 開発ユーザー登録する(必須っぽい)

  4. ダウンロードしたUnityPackageをUnityに導入

最低要件

記載されていたUnityのVerの最低要件と、AndroidおよびIosの要件です。

以下登録後に見れるDevelopDocumentation内に記述されている所抜粋(開発者登録後見れる)

lightship.dev

今回の使用環境

導入(詳細)

PackageDownLoadまで

  1. https://lightship.dev/ にアクセス 

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  1. もう一画面

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  1. 開発者SignInが要求されるのでログイン(なければ開発者登録する必要がある)

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  1. 開発者登録(まだしていない場合)

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  1. ログイン後左のタブのDownLoadの部分を押したのちに出てくる画面でダウンロードする。

この時、その下にあるExampleProjectsもダウンロードしておく必要がある。 追加パッケージ的な雰囲気を出しているが必須のコードがこのパッケージに入っており、むしろ必須。

Unity導入に導入編

UnityPackageを作成したプロジェクトに導入する

サンプルっぽいものを動かす

見落としはあるかもしれませんが、サンプルっぽいものは、別途ダウンロードできるものに含まれています。 しかし、今回はチュートリアルに沿った形で、 開発者登録後に見れる以下のサイトから https://lightship.dev/docs/moderate_semantictextures_tutorial.html

Tutorialの項目から行っていく必要があるみたいです。 なお、Turorialの項目は、執筆現在全部で14項目ほどあります。

手順

  1. 新しいSceneを準備します
  2. MainのCameraに以下のComponentをつけます
    • AR Rendering Manager
    • AR Camera Position Helper
    • AR Session Manager
      • この時追加でCapability CheckerというComponentが付いてきます。
    • AR Plane Manager
      • Plane Prefabの項目にはPlane PrefabというPrefabを追加します。
    • Android Permission Requester
      • Permission Size 1に設定
        • Cameraを設定
    • AR Cursor Renderer(ARDKと別途ExsampleのPackageを入れる必要がある。)

これだけだと、以下のような感じのエラーが出ます f:id:herie270714:20211218142155p:plain

  1. Project Settingの設定を変更します。(この段階でSceneを実行するとエラーが出ます)
    • Edit>ProjectSettings>Tags and Layersの項目を開く
      • Layersの部分に ARDK_MockWorldを追加

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いくつかのはまりポイント

UnityEditorで動くが、ビルドして以下の症状に見舞われたら?

  1. アプリが起動しない

  2. 真っ暗な画面が表示される。

  3. 追加したパッケージがうまく解凍できない

アプリが起動しない

  1. アプリのビルドする先のAndroidAPIレベル30以上だった場合はandroidmanifestの作成が必要なようです。 https://lightship.dev/docs/building_android.html

真っ暗な画面が表示される

A.Androidのビルドする際の設定が足りていない可能性があります。

以下を確認してみて下さい

  • AndroidStudio等のSDKManagerに対象のビルドターゲットのAPIが追加されているか?
  • ARの機能が使用する事ができる端末かどうか?

追加したパッケージがうまく解凍できない

12月18日時点では改善されたかはわからないのですが、友人に教えてもらった感じ 圧縮されているファイルは2重で圧縮されておりその結果解凍しても.unitypackageがでてこない現象が起きているとの事

解決手段として提示してもらったのが以下の通り

  1. 解凍する際のソフトウェアをラプラスで解凍する

「Lhaplus」定番の圧縮・解凍ソフト - 窓の杜

  1. 以下の手順を行う

①ardk-getting-started-1.0.1.tarを解凍する

②ardk-getting-started-1.0.1(拡張子なしができる)

③ardk-getting-started-1.0.1(拡張子なし)を解凍する

④ardk-getting-started-1.0.1(目的のフォルダ)が生成される