マーダーミステリー体験したので、それに対してのもの

概要

この文章は、2020年3月5日現在において、身内でのと野良のとの通算2回目の段階で書いたマーダーミステリーを行った状態での感想と考察です。 あくまでも個人の段階での感想です。

また、一応最後を覗いて、ネタバレを含まない内容に心掛けたつもりではありますが、かなり推理力高めの人などはそこから、推測出来る人がいるかもしれません。 「アガスティアレコード」及び「バード将軍」をやっていない場合は、念を入れるなら、見ないほうがいいかもしれません。

マーダーミステリーとは?

それぞれに与えられた役割(以後ロール)のキャラクターをそれなりに演じつつ、「目的」の達成を目指すゲームです。 「目的」は、シナリオによって違ったりするのですが、ドラえもんで例えるなら、隠しているどらやきを見つけて食べてしまったので、その食べた事実が自分だとばれない みたいな、本当は自分だけど、犯人が自分であると思われないようにする といったものから、逆に犯人を見つけ真相を究明するといったものもあります。

といったようなそれぞれのロール部分に対しての「目的」があり、それを達成するように動きます。

ゲームの流れ

ゲームの流れとしては 1. 演じるキャラクターを選択する 2. キャラクターの生い立ちや持っている情報の文章を読み込む 3. フェーズ1-3程度の情報の出し合い、探り合いなどをしつつのロール 4. 自身が犯人だと思う人の推理 5. 解説+感想戦

といった感じになります。 補足として  2の部分では、選んだキャラクターの情報 (どんな人なのか?事件当日に知っている情報や、思惑、目的など)があるので、それらを頑張って覚える。 また、この段階で、3のフェーズ毎に必ずしゃべる必要がある内容も書かれています。

 3の部分では、2で書かれている内容のそのフェーズで必ず話さなければいけない内容を話す+相手に対して質問する時間です。例えば、この時間は、私はこれを行っていたんだが、君の方は何を行っていたんだい?みたいな感じのやりとり。

4の部分に関しては単純な推理です。しかし、ほとんどの場合真相解明にたどり着けない人が多いので、私の場合それっぽい理由をつけて、この人が犯人だと思うみたいな内容です

5の部分は、事件の真相をGMから語られます。 GMによって、説明のよしあしや、納得具合によって大きく体験に関わる内容になります。

マーダーミステリーの面白いところ

これは、あくまでも個人の感想なのですがという枕詞を使うのですが、解説+感想戦といった部分が一番面白い部分かなと思っています。  もちろん、ロール+推理も面白い部分ではあるのですが、ここは得意不得意があり、また推理に関しては、かなり難しいので、たどり着く事が難しいので、そうなると解説+感想戦になるのかな?と思われます。

理由としては、解説によって、それまで疑問に思っている部分に対しての回答が返ってくるわけですが、それはもやもやとしたものが、すっきりする部分になります。リアル脱出ゲームとかを体験したことがある人ならわりかしわかる体験かな?と思います。 人自体がそもそも白黒をつけたい生き物なので、未完の状態も同様にあまり好きな人もいないでしょう。(もちろん例外もあり) なので、すっきりする部分という意味で、解説はすごく「良い体験」の部分であり、やりきった感も味わえる部分です。

もう一つの感想戦に関しては、結構シナリオによっては盛り上がる部分かなと思っていて、あの時に本当はこう動きたかったんだけど、これがあったから、動けなかったんだよ。みたいな事があり、より物語としての中身を拾えたり、深めたり、その振り返りの部分で、結構ここでその場で居合わせた人とかと仲良くなる箇所かなと思います。 たぶん、自分のロール的にこれできなかった。仲間だったと思ってたのに―と叫びたかったとかを言い出せば、そこからつながるので積極的に声にだしていきましょう。

ネタバレを含むので「バード将軍」「アガスティアレコード」をやってない人は見ないでください。

将来的な個人的考察

このトピックでは2回体験した感じの今後どういった所が、改善されるところか?などの個人的に感じた部分を記述します。 ここから先は、ネタバレなどを含む可能性が高くなります。(一応考慮はしたつもり)

アガスティアレコード」及び「バード将軍」をやっていない場合は、念を入れるなら、見ないでください。

といっても現状としては 身内のDiscord内での、1回と、VR上での1回の計2回を体験しただけなので、まだ初心者も初心者ではあるのだけど、現段階で感じた内容を記述します。

ストーリーについて

文章の各所で、シナリオによってはーという部分が散見されていると思うのですが、これは、本当に相性とかが本当にあって、私自身が、文章をよむのが苦手、短期的に覚えるの苦手という事もあり、「アガスティアレコード」に関しては、本当に合わない分類のシナリオの一つだったかなと思っています。 また、それぞれのキャラクターのロールによっては、極端に有利だったり、極端に不利だったりする場合があるのが嫌いという人とか「バード将軍」は向かなかったりするので、本当に相性。 ただ、個人的には、極端に不利、有利だと感想戦部分で、こう思ったからといった想起がしやすいので、感想戦の部分では活かされるかも?といった感じ。

VRでのマーダーミステリー

まだ「アガスティアレコード」しかVRで行ったストーリーはないのでなんとも言えないが、現状みている感じ、そこまでVRでやる必要があるか?といった感じでした。 理由としてはいくつかあって - 推理を行うための照らし合わせのために、自分の文章、他人の話した内容を色々と見る必要があるため、VRの「視覚」を活かせる機会が「世界観(風景、音楽)」「演者のロールした時の身振り手振り」しかないのだが、周りを見渡す余裕がなければ、これらがまったく活かせない場合が多いのかなと思ったため。 - 相手の会話のメモを取る必要があるため、HMDが邪魔になりやすい。この辺はあるあるちゃあるあるなのかもしれないが、VR空間でペンがあるところもあるとは言え、結構微妙なものかなと思われる。

商売としてのマーダーミステリー

現在、マーダーミステリーを「イマーシブクラウド」が行っているわけだが、すごい些細な事ではあるけど、気になったとか商売としての観点から、こうしたらいいのかな?みたいな事を記述したものです。 戯言と思ってみるのが良いでしょう。

GMと同じ団体所属のプレイヤーがいた場合のやり取りについて 現状の無料でやる分には、全然きになるものではないが、今後有料コンテンツ等を増やす場合個人的に気になったのが、GMの人とプレイヤーの中に「イマーシブクラウド」内の普段GMやっている人が、居たときのやり取り等はきおつけるべき点なのかなと思いました。  仲いい者同士で、話す分には当たり前だし問題ないし、当たり前なのではあるのだけど、それを外から見た時に、会話の中で、内輪的なネタの会話がGMと団体所属プレイヤーが行われた場合、ついていけない人は、確実に蚊帳の外状態であり、後のフラットの感想戦を言い合う際に、阻害要因につながるのじゃないかな?と思っています。  感想戦というのは、プレイヤーが主体で行われる事になるであろうかなと今の所思っていて、上記部分は、それらの阻害につながるんじゃないかな?と思いました。

VR体験ならではの要素の追加など マーダーミステリーの性質上、推理と感想戦がもっとも面白い部分であり、VRでやる以上それらをプラスの方向に持って行かせる活かし方はだいぶ練る必要があるかなと思っています。 例えば「アガスティアレコード」の場合家の模型が置かれているが、今回に限っては推理中にほとんど活用される機会がなかったのです。推測ですが、単純にみずらい。  メモも取りずらいなどがある以上どうしてもその辺は代替えする何かは今後慣れていない人も入れるなら間違いなく必須なのかなと思いました。現段階では、多くのものが、Discordでもできるし、なんならそっちの方が便利まである段階なのかなと思いました。  もっとも活かせそうな部分としては、現場検証や実際の場所っぽいものを移動を行えるような仕組みなどがあればいいのかな?と思った次第。(もちろんその場合は、ストーリーと合わせて、そういった背景は必要)

感想戦をいいやすい流れなどの仕組みの整備 感想戦自体好みがありますが、面白さの一部なので、結構この仕組み自体は、仕組みとして作ってると、その部分のクオリティは担保されそうな感じはあったのかなと思いました。  私が考える理想としての感想戦になるものとしては以下の通り - 客側(以下ゲスト)が推理や、フェーズの際に、非常に強く感じる感情(キャラクターのロール的にといったあくまでもプレイしているゲスト以外の部分で生じるものがあると良い)があるものか?そして、それらが進めば進むほど継続した感情であるか?(主にジレンマ) - ゲストが、このストーリーに対しての答えが、明確に理解して、納得できるものであるか? - ストーリーの答えに対して、抱いた感情に対して、行動が結び付きやすいか?

の3点かなと思っています。

感想戦として面白くなるパターンとして 1. 披露した推理が賞賛につながる推理でそれをゲスト側がその推理に納得出てきていたかどうか? 2. 動きづらいなどの感情を話せるネタとして持っているかどうか?

1に関しては、ストーリーに対して、ものの見事に推理をし真実を明かし説明が納得できる人が周りにいる状態なわけですが、推理した人は鼻高々だし、周りもあの人すげーとか、くやしいみたいな状態で、その人に対しての感想戦が始まる事になるから、結果的に会話量が増えて面白くなるパターンですが、基本的には、このパターンはかなり稀か意図的なものじゃないとたぶん発生しないものと考えています。

となると必然的に2になるわけですが、これらの感情に至るには、自分の状況と役割、目標(なにをしてはいけないとか何をする)とかが明確で、道中にそれらが、確定しづらい状態があるかどうかと、意識がそれに対して収束しているか?なのかな?と思っています。 バード将軍の執事を私はやったわけですが、王様に疑いをかからないようにする、自分に疑いをかからないようにするというのがあり、全ての行動やロールはそこに紐づきます。 疑いがかからないようにするために、こういった事に、相手に気づいてもらおうとか、 疑いがかからないようにするために、こいつが犯人だという部分を指摘しようといった感じです。

こうする事で、あの時のあれは、疑いがかからないようにするためだ、もしくはそれに準ずるものだという事になるので、感想戦として披露しやすい環境になるのかなと思います。

しかしながら、それらも正しい解説がなければおじゃんになるのも間違いないかなと思っています。 解説がわかりにくければ、あの時のあれはーみたいな事が発生しづらく感想戦がいたってさっぱりしたものになってしまいます。  ではわかりやすい解説は何か?  解説の際に、視覚情報 + 順序立てが該当するかなと思っています。例えばですが、説明の際には、プレイヤーが触れるものは一切合切消した上で、時間系列が文章としてあるなら、登場人物の行動を追っていく。 その際に、図面+実際のアニメーションなどを使えると良いかもしれませんね。

そこで、真実的な部分の内容を含む疑問符をゲスト側に投げかける。 例えば、私が、こういったのを覚えていますでしょうか?そうここにいる登場人物は、この4人だけではありません。 他に誰か思い当たる部分はありませんでしょうか?といった感じで、大ヒントみたいなのを投げる事で、なるべくゲスト側が気づける誘導。

さらに解説みたいな感じでしょうか?

この辺は、リアル脱出ゲームとかがかなりの割合でうまくやってたりするので、理想としてはあれかもしれませんね。

最後に

まだ、マーダーミステリーを経験していない人とかは、多少時間を取るのに難などはあるかもしれないですが、リアル脱出ゲームみたいな、推理と最後のあぁこうだったのかーといった感じの事が好きな人は良いものかもしれませんので、軽率に体験して良いのではないかなと思います。