からかわれる人の元には何故人が集まりやすいのか?を個人的な見解から分析した。

注意事項

  • 今回の記事では、いじめ問題に関しては、一切とり扱わないものとします。
  • あくまでも両者間不快な思いをしていない状態とします。
  • 一定の年齢を重ねてきた人達の中で起こりうる事として想定しています。そのため、学生時代の場合とは勝手が違う場合が大きくあります。

結論

 からかう側の立場からすると、心理的安全性が確保されやすい状況にあるため

関係構築の一歩目を始めやすいから。

 

そもそもの思い至った経緯

  •  知り合いに、良くからかわれたりしている人がいるが、多くの場合に、その人の周りに人が多く集まる事が多いという事が多いと思った
  • からかう要素がある人はかなり親しみ安いことが多い。

 

 

何故人が集まる(集まりやすい)のかの推測をしてみる

 からかう側の視点で考えた時 以下の優位性が働くのではないでしょうか?

  1. 立場的(からかう対象に関してのマウント)優位
  2. 自身の優位性(複数人いると効果が増大)
  3. リアクションが返ってくる安心感

 

1.立場的

 これは単純に、からかう対象に対して、からかう内容に対しての優位性です。

例えば、単純な所なら、テストの点数とかが勝ってたりした時とかが一番イメージが付き安いでしょうか?相手よりテストの点数が勝っていた時とか、ちょっといい気持ちになりますよね?それが、ここでいう立場的優位性とします。

 

2.自身の優位性

 立場的な部分と似ているけれど、これは、基本的に、数の優位性的なものが働く

ものと思ってください。例えば、からかう内容がそんなことも知らなかったの?的な事がそれに当たりますね。その知らなかった内容がより一般的とかならいいですね。

 

3.リアクションが返ってくる安心感

 これが一番大きい要因かと思います。

人は、コミュニケーション行動をとる時に、相手の反応を意識してないとしても、その相手の人の反応を見ています。

 その反応を通して、その人の感情とかを推測したり、次の行動を決めたりします。

反応が弱かったら、「興味がなかったのかな?」といったような事を思ったり、「他の話題を探してみるか」とかになります。

 

 身近な例では、「挨拶」とかがそれに入るでしょうか?

こちらから挨拶とかをした際に、それに対して返答がなかったら、え?なんかしちゃったかなとかを心の中でひっそり思ったりする経験はありませんか?

 

この挨拶一つとったとしても、「おはよう」とただ社会人的に返されるより

「お!おはよう!元気?」みたいな反応の方がうれしい反応といえます。

 

さて、このからかいの中で、リアクションというのは、からかう側のからかいに対して、冗談半分と笑い飛ばすようなリアクションをした場合。

 からかう側の心理としては

  1. 何かしらのリアクションが返ってくる自己肯定感
  2. そのリアクションが、自分の期待をしている反応である
  3. そのリアクションが、自分の行った行動に対して肯定的に返ってくる。

これらの事がほぼほぼ確定しているため、からかう側からすると、

コミュニケーションの安心を提供してくれる事になります。

 

 

 

以上の事から、からかわれる人の周りに人に集まりやすいのです。

 

しかしながら、一方で、3のリアクションというものは一歩間違う事で、違った結果になる事になりえるので注意が必要です。

 

例えば、からかう側のからかいに対しての、返しが、すごくむすっとした反応を示した場合、からかう側としては、否定の行動として受け取る事になります。

 

これによって、今後からかわれる事はもしかしたらなくなるかもしれませんが、

今後の関係構築もまたほぼこのルートでの構築は不可能になるでしょう。

最もその場合は、他の方法での関係構築を結ぶことは可能です。

 

 

 

これらの事から、からかわれる人に対して人が集まり安いのではないかと思われます。