UnityAssets Shapesを試してみた。

概要

この記事は、UnityAssetsのShapesのパラメータ関連のものです。

Unity AdventCalender 24日目の記事です。

目次

この記事で得られる知見

  • Shapesで行う事が出来る機能
  • 実際の使い心地や注意点
  • LineRendererなどの違い

開発環境

Unity2018.4.20f

.Net4.0

ShapesVer 2.3.2

Shapesとは?

プリミティブにラインやポリゴンをはるためのアセットです。 また、そのポリゴンを張る際に、ポリゴンを丸くするなどといったものをつける事が出来ます。

ShapeRenderer内で、Define:UNITY_2019_01_OR_NEWERと定義されているので、SRPの段階では対応されているようですが、Assetのリンクの説明を見る感じFeature部分で以下のように記されています。

Feature

• URP & HDRP support

となっているので、将来的には、URPとかも使えるようです。

また、.NET4.xが必須になっています。

詳しくは以下のリンク

Shapes | Particles/Effects | Unity Asset Store

Assetの中にあるサンプル

Assetのサンプルシーンとして、以下のフォルダ階層にあります。

Assets/Shapes/Samples/ShapesGallery.unity

機能解説

Inspectorでの共通項目

Sorting Layer,Order

=>http://tsubakit1.hateblo.jp/entry/2015/01/05/233000 のような描画順番を制御するためのものです。

Depth Test =>深度の扱いかた

Depth Offset Factor=>???

Depth Offset Units=>???

Line

概要

2頂点の情報を与える事で、線を描画するメッシュを作成する。

Inspector上での値の意味

BlendMode =>  描画の仕方 Shader準拠?

ScaleMode => ???

Geometry =>  メッシュの形式

  • Flat2D => 4頂点からなるメッシュ

  • BillBoard => 4頂点からなる部分は変わらないが、カメラに対して面をむけ続けるようだが、少し怪しい

  • Volumetric3D=>3D表示

Start => 開始位置

End => 終了位置

Thinckness => 太さ + 単位指定

ColorMode => 頂点カラーの設定数Singleだと共通 Doubleだと別々に設定が可能。

Color => 色

EndCaps => 頂点の端の状態。3種類存在。

ぴったりの四角形。

  • 少し余裕のある四角形
  • 丸みを帯びた四角形

f:id:herie270714:20201225204849g:plain
EndCapの動き

Dashed => 細かい設定が色々できる。点線のような線を作成する事が出来る。 - Length Space => 結んでいる線の間の詰め方 - FixedCount => Countの項目に合わせて、点線を配置する。 - Relative => Sizeの項目に合わせて、点線を詰めていく。 - Meter => Sizeの項目の大きさで線上に配置される

f:id:herie270714:20201225204946g:plain
LineDash

f:id:herie270714:20201225205434g:plain

PolyLine

概要

Lineの2点以上設定出来るもの。さらに3点以上設定した場合は、最初の点と最後の点を結ぶ事も可能

Inspector上での値の意味

Geometory => メッシュ形式

  • Flat2D => 平面状のメッシュ
  • Bilboard => 平面上のメッシュ + に対して面を向けるが、少し怪しい。 Joins => 点と点を結んだ時のメッシュの折り返し部分の形状

  • Simple => 角度によって、面の幅が変化する。鋭角の状態だと、面の幅が細くなる

f:id:herie270714:20201225205933g:plain

  • Miter => Simpleの面の幅が、おおよそ一定に保つ形式

  • Round => 設定している点の部分が丸くなる

  • Bebel => 設定している点の部分のとがっている部分を削っている形式

f:id:herie270714:20201225210013g:plain

Lineとの違い

Lineは直線のみに対して、必要な線の設定が出来るがそれらは、PolyLine側は基本的にはない。

しかしながら、線の頂点を増やす事が出来、また、それらの頂点の最初の頂点と最後の頂点を結ぶという事ができる。


Triangle

概要

三角形。

Inspector上での値の意味

基本的には、頂点のみの設定なので、省略。


Quad

概要

4点の点を設定して、ポリゴンを出すための機構。

Inspector上での値の意味

基本的には頂点の設定(4点)

Auto-setD => 4点目の部分を他3点の位置に合わせて位置調整してくれる。

ただし2点目の頂点だけは、それと対象の位置に移動する。

f:id:herie270714:20201225210121g:plain


Polygon

概要

いくつかの点を設定したポリゴンを出すための機構。

Inspector上での値の意味

Fill => 色をセパレートを有効にするためのOnOff Space => ??? Type => セパレートするための設定 LinearGradiant => 線分でのセパレート設定。開始位置と、終了位置を設定した色として、割合で、ポリゴンを塗りつぶす。 RadialGradient => 位置と半径で行うセパレート設定。Linerを中心点と、円の外側で塗り分ける設定。


Rectangle

概要

四角形に対して、設定ができるもの。

Inspector上での値の意味

Type => 四角形の描画の仕方を変更するためのもの

Pivot => 回転などをした際に、どこを中心にした回転などかの設定

  • Center => ポリゴンの中心
  • Corner => 左下を中心

Size => 高さと横幅

Tickness => Typeによっては設定が可能になるもの。 線の太さ

Radius Mode => それぞれの4点に対しての丸みの与え方。一括か頂点ごとか?

  • Uniform => 4点分をまとめて調整する(0-1)

  • Per Corner => 1点分ごとに調整する (0-1)


RegularPolygon

概要

n角形の形のUIを作成するためのもの(TransFormの部分がRectTransFormになっているため)

角の丸みをとるなどもできる。枠組みとしても使用は可能。

Inspector上での値の意味

Sides => 辺の数。最低値3~

Roundness => 角部分を丸める。

Radius => オブジェクトの大きさ

Tickness =>Hollowが有効になっている時に有効。 線の幅の太さ

Hollow => 中のくりぬき

Angle => 回転(ただしRectTransformとの回転+この回転の模様)

Fill => 細かい設定やエフェクトの追加 線形でのグラデーションか、円形でのグラデーションか行える。


参考箇所

http://tsubakit1.hateblo.jp/entry/2015/01/05/233000

Shapes | Particles/Effects | Unity Asset Store

おわりに

次の25日目の記事は、mogmet さんで Unity + Firebaseでソシャゲ版ワンナイト人狼を作ってみたです。

Unity+Firebaseでソシャゲ版ワンナイト人狼を作ってみた - Qiita